寝られないので勉強について思うところを書く
たまにやってくる寝られない夜。
こんな夜にも勉強できるといいけど、実際は頭働かんからだらだらする。
ということで、テスト中に考えてたことを記す。
1、解けないことに慣れた件
20何年生きてきて、数々のテストを受けてきた。
学校の定期テスト、小テスト、模試、入試、資格試験etc...
高校三年では受けられる模試を受けられるだけ受けてたから、模試の経験も人より多いはず。
で、最近テストを受けてきて感じるのが、解けなくても焦らなくなった、ということ。
中学に通ってた時は、定期テストでいい点を取りたかったから、テスト中に解けない問題に遭遇したらかなり焦ってた。
高校の時は、定期テストは科目によってはぼちぼちやってたけど、模試に関しては、どの模試も全力投球で臨んで、テスト中に解答に窮するとかなり動揺してた。
焦っても仕方がないということは、理解してる。
けど、「ヤバイ、ヤバイ」と自分を追い込んだほうがかえって緊張感が出てきてスピーディーに解答できる(センター国語とかはそうだった気がする)という経験があったせいか、無暗に急ぐ悪い癖がついてしまった。
もちろん、中学・高校・大学と歳を重ねるにつれて落ち着きは増したとは思うが、それでもなかなか「自分の型」を持ててない感があった。
それがどうやら少しづつではあるが変化してきたように思う。
きっかけはいろいろあると思うけど、勉強ノートを2年くらい続けたことが大きいように思う。
日々、心の動きを客観的に見ようしたことで、テスト中も「あ、今自分焦ってるな」とか思うようになった。
日々の勉強の中で、勉強に集中できてない時間が多すぎて、原因を探るためにもとりあえず現状を把握しなければ、と心の動きもよくノートにメモしてたのが少しは生きてきてるかなと。
うーん。でも、客観的に自分を見たからって、落ち着くとは限らへんか。
どっちかというと「たかがテストやん」っていう思考を身に着けたのが大きいのかもしれない。
テストの結果を軽視するわけでは全くないけど、最悪点とれなくても大丈夫と思えるようになってきた。
まず、①テスト勉強をしたこと自体で学ぶことはいっぱいあったはずで、
②テストを受けてどこがわかってないかを学べたわけで、
③結局、こういう出題のされ方されると答えられないんだよねー、とテストの経験値もついてるわけで、
テストを受けてるだけで得るものは十分あるなってことに気づいたから、という側面はあるはず。
あと、なんといっても「(自分にとって)難しく、解けない問題」に嫌というほど遭遇してきたってのがある。
解いてて、戦意を喪失させられる問題が存在する。
大体は用語の意味を知らなくて、手も足も出ないからやる気がそがれる。
この「手も足も出ない感」がやっかい。
ちょっとでも先に進めていけるかも、と思えたら人間頑張れる。
でも、そもそもその用語の意味を知らないとどうしようもないやんって時に人の心は折れる。少なくともその問題に関して心が折れる。
そういう「心の折れる」経験の蓄積がある程度まできた結果、そんじょそこらの問題では動じなくなりつつある。
解けない→ああ、そう→とりあえず他の問題見る→その問題も解けない→ああ、そう→元の問題に戻る→解けない→ああ、そう→・・・
このサイクルを割りと心に余裕をもって行うことができるようになってきた。
もちろん途中でいったん立ち止まって打開策を考えることもある。
残り時間全部を全力疾走するだけがテストじゃないってこと。
1、って書きだしたけど、長くなったから終わる。