勉強本紹介『ホイホイ勉強術』多湖輝(著)
こんにちはIQ研究所です。
本日は、勉強法に関する本を紹介したいと思います。
数ある勉強本の中で私の勉強法の礎を築いたといえる一冊を紹介します。
その名も『ホイホイ勉強術』
私の『ホイホイ勉強術』読書遍歴
昭和49年7月に初版が出ており、私が読んだ版は驚異の70版(どんだけ増版されてんだよ!)でした。
私がこの本と出合ったのは中学生の時で、小学校を卒業して間もなくという時期。
当時の私は、いわゆる「平凡」な生徒で中学校の勉強についていけるか不安でした。
ですが、この本に出会ったおかげで、定期テストでは3年間5科目の平均点で90点近くを取り続けることができました。
当時、サッカー部に所属し定期テストに向けての勉強はテスト一週間に詰め込んでやっていましたが、何とか点数を取れていたのは『ホイホイ勉強術』が効果を発揮したためです。
中二病なら読んで損はない
自称「劣等生」だった筆者がいかにして受験戦争を「ホイホイ」と(=効率良く)切り抜けたのかが語られる本書は、勉強はできるようになりたいけどガリ勉にはなりたくないという中二病的発想の持ち主には確実に訴えるところがあるはずです。
テストが近くなり、クラスメイトがお互いに勉強の進捗を気にしだす時期、何食わぬ顔でゲームをし、映画を観、彼女と会い、テストが返却されれば学年一桁台の高得点を連発、、、
皆さんもこんな妄想をしたことありますよね。
この妄想を最大限にまで高めてくれて、かつ具体的な勉強方法まで示してくれるのが本書なのです。
勉強する⇒勉強できるじゃ意味がない
たぶん、中高生もしくは大学生で(何なら社会人でも)こういう風に考えている人って多いんですよね。
勉強してない⇒それでも勉強できる
になりたいんですよね。みんな。
テストで高得点を取るためためには勉強しないといけない(「勉強の定理」と私は呼んでいます)。
たぶん、これほど当たり前な事実ってないですよね。
どれだけの人が、この定理を無視して赤点を取ってきたことか、、、
でもですよ、意外と知られていない事実なんですが、その「勉強をサボる」と「テストで高得点を取る」のギリギリのラインを攻めることは可能なんです。
まさに本書で紹介されているのはこの類のテクニックであり、勉強法なのです。
鵜呑みにはするな
ここまで読んできてくれた人の中には、私の文章に感銘を受けてさっそく『ホイホイ勉強術』を読んで実践に移す人もいるでしょう。
そこで、注意なのですが、まったく勉強しないで成績を上げることはまず不可能です。
ここまでの書き方で、勉強せずに成績を上げる方法があると理解した方は現代文が苦手な方です(笑)。
『ホイホイ勉強術』には、あくまで効率のいい勉強法が載っているだけですので誤解なさらぬよう。
ですので、ここで一つ提案。
まずは『ホイホイ勉強術』をフィクションとして楽しんでみるのをお勧めします。
まず、一通りこんな人もいるんだな~くらいのテンションで読んでみることで、すべての情報を鵜呑みにしてしまうことを防ぎ、二回目に読む際に自分でも使えそうなテクニック・勉強法を、使ってみるのはどうでしょう。
実際に効果が出る出ない以前に、読み物として面白いのは間違いありません。
是非楽しんでください。
おわり