三大欲求

自己顕示欲・承認欲求

2021-01-01から1年間の記事一覧

微妙なニュアンスをたのしむ

昔書いた文章の感想を自分で書くのは面白い。 やっぱり、すでにあるもの(今だと自分が昔書いた文章)に対して何かしら言う方が楽でいい。 今は資格試験が終わり、とにかくなんでもいいから吐き出したいから、昔の下書きがたくさん残っていてありがたい。 下の…

変えられるもの、変えられないもの

下の文章のおおもとは4.5か月くらい前(つまり2021年8月あたり)に書いていたもの。 今(2021年12月)読んでみて、少しだけ手直しして公開する。 中途半端な文章のまま「下書き」ボックスに入っているものが多く、それを削除してしまうのももったいないし…

インスタントな思考、ドーパミンの欠乏

大学に入学して以降、まとまった思考が少しはできるようになった。 「なった」とあえて言い切ろう。ここで「できるようになったと思う」なんて書いても何も始まらない。 でも、すでにこう書くことがどこか言い訳めいている。 高校までの生活において、すぐに…

意識の過剰さ、および出口の無さ

「意識の過剰」という言葉とは、たしか千葉雅也さんの本の中で出会った。 明確な定義は覚えていないけれど、「特定の目標を持たない『意識』が、コントロールできない状態で、大量にあふれる」というようなニュアンスで使われていたように思う。 少なくとも…

「私たちは生きる世界を選べないの」『天才感染症』デイヴィッド・ウォルトン(著)より

いや~、良い言葉だ。 先日、僕としては珍しくSF小説を読んだ。 その名も『天才感染症』。 天才感染症 上 (竹書房文庫) 作者:デイヴィッド・ウォルトン 竹書房 Amazon 天才感染症 下 (竹書房文庫) 作者:デイヴィッド・ウォルトン 竹書房 Amazon 「天才」とい…

この世界はゼロサムゲームか。もしそうだとすると自分の幸せは他人の不幸か。②

前回の振り返り 「不可視の競争」の具体例 「不可視の競争」具体例その1:国際レベルの競争 「不可視の競争」具体例その2:美容整形 「不可視の競争」具体例その3:広告業界 「不可視の競争」具体例その4:人体vs「X」 前回の振り返り 前回の記事では、…

「~なりに頑張っている」のは本当は素晴らしい。②

前回の記事では、「~なりに頑張っている」と人から言われるとき、もしくは自分自身に対してそのような評価をするとき、なぜ少なからず不快感・口惜しさがあるのかについて分析した。 izunox.hatenablog.com そこから、「~なりに頑張る」ことが本当はすごく…

この世界はゼロサムゲームか。もしそうだとすると自分の幸せは他人の不幸か。①

大学入学以降ずっとこのトピックでモヤモヤしてきたので、一度腰を据えて考えてみることにします。 ゼロサムゲーム(ゼロ和)とは 何を考えていきたいか なぜこの問題を扱おうと思ったのか ゼロサムゲーム(ゼロ和)とは まずはゼロサムゲーム(ゼロ和)の定…

「~なりに頑張っている」のは本当は素晴らしい。①

基本的に僕は何らかの価値評価をすることを嫌う。価値は基本的には相対的なもの、趣味の領域の話だと思っているから。それでもたまに、これはまあ良いと言っていいよなと思うことがある。 大抵の人は、自分が裏で「アイツはアイツなりに頑張っている」と言わ…

「何があっても達成できることを毎日のタスクにしましょうね~」って難しくないですか?

さっきランニングしながら思ったこと。 よく、自己啓発系の人が「継続の極意」として、「一日の目標は、その日何があってもできるレベルのものにしよう」という類のことを言う。 そして、その「その日何があってもできるレベルのもの」を毎日積み重ねていけ…

死後の世界での授業

予備校の自習室までの自転車。 普通に漕いでも30分かかり、ゆっくり漕ぐと50分近くかかる。 行きしは40分、帰りは50分かそれ以上かかっている。 スマホを見たり読書もできないとなると、自然といろいろと考えてしまう。 今日の帰り道では、死後の世界につい…

知識習得について偉そうに語る

何回かこのブログやTwitterで書いてるけど、最近財務会計論が分からなさ過ぎてツライ。 で、まあそういう期間が長くなってくると「知識を習得するとはいったいなんだ」みたいな抽象的な思考に逃げたくなる。 最近はよく逃げてる。 ただ逃げるのももったいな…

ケツが痛い、目が疲れる

え~、勉強していて「疲れたな~」ってなるときの原因が①お尻が痛い②目が疲れている、のいずれかもしくは両方なのではなかろうかという話。 「もう今日は勉強できね~」って思う時、頭が疲れてるって思いがちだし、僕もそう思うことが多かった。 でも、最近…

失意の財務会計論

数学と言い、財務会計論と言い、僕は授業に付いていけない人間だ。 数学の授業に付いていけなくなったのは、高校1年の時。 塾での授業も含めるなら、中学2年生の頃には塾ではすでに置いていかれていた。 その後数学で、授業に追いつくことは無かった。 受験…

作業興奮

最近、資格勉強について考え方が深まった点があるからその点について記しておく。 いわいる「勉強」、たとえば資格勉強が最たるものだけど、「答え」がある勉強について、この歳になって取り組むにあたって気が付いたことからまず書く。 それは、単純に反復…

11時起き、2時就寝。

最近の生活リズムはこんなもんか。 資格受験生という身であって経済力が0だから、たまにそのことに思い至ってテンションがダダ下がりすることがある。 でもそれも最近は「まあいいか」と思えることが増えてきた。 2年遅れようが3年遅れようが、だから何だと…

ニートが読むべき本:『働くことがイヤな人のための本』(新潮文庫)中島義道

働くことがイヤな人のための本 (新潮文庫) 作者:義道, 中島 発売日: 2004/04/24 メディア: 文庫 大学2回生くらいの時、一時期この作者の本をよく読んでいて、その時にこの本を読んだことがあったが、最近ふとまた読みたくなって読んだ(「最近」と言ってもそ…

『世界から格差がなくならない本当の理由』(SB新書)池上彰

(この文章も2020年の11月頃に書いていたもの。途中まで書いて放置していた。 以下太字の部分は2020年11月に書いていた箇所) kindle本。最近は、同じようにスマホをダラダラ見るにしても少しでも有意義なことをしようと思って、割と簡単に読めてかつ興味を…

文学部廃止論争について思うこと

(だいぶ前、多分2020年の暮れに書きだして途中で止まっていたので、とりあえず最後まで書き終えてアップすることにする) 以下、太文字の箇所が2020年の暮れに書いていた箇所↓ 少し前、「文学部廃止」という話がニュース番組で取り上げられていたことがある…

勉強記録⑮(2/15~)について

「逃げ」とは。 ここまで資格の勉強(と卒論についての)記録を1週間単位でアップしてきた。 これからもそれは続けていくつもりだったが、最近気が変わった。 理由は全く大層なものでは無くて、前に買っていた手帳の使い道が欲しいというもの。 自分で言うの…

勉強記録⑮ 2/8~14

常時膠着状態。 2/8(月) ・管理会計論 7-3-1,2,3,4 8-2-1,2,3 14:30自習室着。 行かないことも考えたけど家だとやらない気がしたから向かった。 基本的にその日何をするかは決めずにいる。 勉強机に座って、さあ何やろう、みたいな感じに近い。 この日は管…

勉強記録⑭ 2/1~2/7

悪くない。あとは量を増やしていくのみ。それが難しいのだけど。 2/1(月) ・財務会計論 トレーニング⑤ 11-5,6,7,8,9,10 ・企業法上級講義 ⑨(ほぼほぼ最後まで見た) 10:00頃に大学の図書館に行った。 読書をしたり、散歩をしたりして17:00過ぎから勉強開…

勉強記録⑬ 1/25~31

可もなく不可もなく。勉強量は減ったかも。でも問題集に取り組めたのはデカい。 1/25(月) ・企業法上級講義④・⑤・⑥(⑥は半分くらいまで) この日は割と調子よく見られた。 大学の図書館にて勉強。 「この日は調子よかった」みたいにムラがあるのが良くない…

勉強記録⑫ 1/18~25

1/18(月) ・監査論上級講義⑩ (最後まで) →見続けるのしんどかった。集中力が全然続かない。 ・管理会計論 問題集 【7-2-6、7-2-7】 →「パーシャル・プラン」とか「標準原価」みたいな基本的な用語の意味すら忘れていた。まあ、再開できてよかった。 ・租…

勉強記録⑪ 1/11~17「久々に資格の勉強した感じがする」

最近は勉強記録のアップが遅れがちだからちょっと早めに書いてみる。 というか、本来はその日の終わりにその日やった勉強の記録を書くつもりだったので別に「早く」はない。 あと、本来この「勉強記録」は資格勉強の記録を残すための場として付け始めたけど…

勉強記録⑩ 1/4~10

遅ればせながら。 本当はその日の晩か、翌朝すぐとかに書けるといいのだろうけどそれができていない。 する努力さえ怠っている。 1/4(月) 11過ぎ起床。 「卒論の最終チェックをしなければならない」という意識にがんじがらめになっていた日。 がんじがらめ…

『感じない男』森岡正博 (ちくま文庫)

去年(2020)読んだ本。遅ればせながら感想を書く。 決定版 感じない男 (ちくま文庫) 作者:森岡正博 発売日: 2017/07/07 メディア: Kindle版 僕はこの本からかなり衝撃を受けた。自分の読書体験の中での衝撃度トップ5くらいには入ってこようという本だ。 こ…

『十九歳の地図』中上健次、河出文庫

去年(2020)読んだ本。 今更ながら感想を投稿。 十九才の地図 (河出文庫) 作者:中上 健次 発売日: 2015/01/07 メディア: 文庫 一昨年(2019)の夏ころ、この作者の小説を2冊ほど本屋で買い、少し読んだ後積読していた。 その当時も僕は鬱屈とした気分の真っ…

勉強記録⑨ 2020 12/28~ 2021 1/3

2020.12/28(月) 卒論の半日。 13:00に作業を開始し、Youtubeを見ることと作業を半々くらいの割合で繰り返した。 19:30ころには「もうこれ以上できない」という状態になってしまい、もう一度作業をはじめられたのは2:00を回ってからだった。 12/29(火) 夜…